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肥満/メタボリックシンドローム

肥満とは

・肥満は脂肪組織が過剰に蓄積した状態で、body mass index(BMI) 25kg/㎡以上とする。

・肥満と診断されたもののうち、以下の①②の場合を治療が必要な疾患「肥満症」と言います。

①肥満に起因ないしは関連する健康障害を有する、あるいは健康障害の合併が予測される場合で減量を要するもの。

②腹囲検査によるスクリーニング検査で内臓脂肪蓄積を疑われ、腹部CTによって確定診断された内臓脂肪型肥満。この場合は健康障害を伴いやすい高リスク肥満と位置付ける。

検査

・血液検査で、肝機能障害、腎機能障害、脂質異常症、糖尿病の有無を検査します・

・身体診察の上で必要であれば内分泌疾患(甲状腺機能低下症やクッシング症候群など)の検査を行います。

治療

・食事療法:管理栄養士による食事療法を受けていただき、3~6か月で現体重の3~5%減量を目指します。

・運動療法:循環器疾患がないことを確認して運動指導を行います。

・行動療法:食行動異常がないか判断し、管理栄養士とともに問題行動を修正していきます。

・手術療法:高度肥満に対して胃の容量を小さくする外科手術がある、適宜、専門医へご紹介となります。

 

メタボリック症候群

・メタボリック症候群とは内蔵型肥満に加えて、高血糖、高血圧、脂質異常症のうちいづれか2つ以上を併せ持った状態です。

・内臓脂肪が過剰に溜まっていると、糖尿病や高血圧症、脂質異常症といった生活習慣病を併発しやすくなってしまいます。

・「血糖値が少し高い」「血圧が少し高い」といった、まだ病気とは診断されていない予備軍でも、これらの病気を併発することで動脈硬化が急速に進行します。

・メタボリック症候群によって引き起こされる重篤な病気(心筋梗塞、脳梗塞など)の危険性は危険因子の数が多くなればなるほど高くなります。

診断

・内臓脂肪の蓄積

腹囲 男性85cm以上 女性90cm以上

・脂質異常症

中性脂肪 150mg/dL以上 HDLコレステロール40mg/dL未満

・高血圧症

収縮期血圧130mmHg以上、拡張期血圧85mmHg以上のいずれか、または両方

・高血糖

空腹時血糖 110mg/dL以上

予防と対策

・食事療法:診察の上で必要な治療を管理栄養士とともに2人3脚で行っていただきます。

・運動療法

・禁煙

 

参考文献:メタボリックシンドロームの定義と診断基準.日本内科学会雑誌; 2005;94:199-203.

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