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疲れ・倦怠感

「体がだるいんです」

当院では全身倦怠感を大きく3つに分けて考えていきます。

・身体的疾患による主な症状

気力があるが、やりとげられない。急に倦怠感がでてきた。休息や睡眠で軽快する。労作で悪化する。体重が減少する。見るからにつらそう。など

病気としては、急に起こるものとして:感染症、糖尿病、心筋炎、肝炎など。慢性的なものとして:内分泌疾患、代謝性疾患、感染後の疲労状態、貧血、鉄欠乏症、薬剤性、悪性疾患、亜急性から慢性感染症、膠原病、アルコール依存症、睡眠時無呼吸症候群、妊娠、更年期障害など

・精神的なものによるもの

行動自体やる気がしない。休息で改善しない。何らかのイベントに引き続き起こる。抑うつ的。労作では倦怠感は感じない。睡眠障害がある。

休息で改善しない場合、「この一カ月、気分が落ち込んだりふさぎ込んだことがある」、「この一カ月、物事に対する興味を失ったり、楽しいと思ったことがない」、どちらかが当てはまるようであればうつ傾向の可能性があります。必要時、精神科にもご紹介させていただきます。

・複合的なもの

多くの場合は身体的な病気を心配していると思われるので、一般血液検査・炎症反応・甲状腺機能・尿検査・胸部レントゲン検査・心電図検査などを組み合わせ検査を行い、身体的疾患をまず診断し、病気に合わせて治療を行ってきます。

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