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食思不振

「最近食欲がわかなくなってきた」「食が細くなった」

上記のような症状は、食欲不振・食欲低下と呼ばれます。食欲不振・食欲低下は消化器の病気ではない場合があります。

原因は様々で、生理的な要因としてはストレスや運動不足、過労や不眠、妊娠、二日酔いなどによる食欲不振です。これらは生活習慣などを見直すことで解決できることも多くなっています。ただし、生理的要因が誘因になっていても根本的な原因として疾患が隠れている場合もありますので、休息や睡眠を十分にとっても解決しない場合には、検査で診断が必要となります。

消化器の病気はもちろんのこと、消化器の病気でないもののなかには重篤な病気もあるため,注意深い診察が必要です。高齢の方ではとくに明らかな原因がなく食欲が低下する場合は、悪性腫瘍によるものはとくに除外が必要となり、当院では、採血で貧血,肝機能,腎機能,血糖値,電解質異常のスクリーニング,疑わしければ甲状腺機能などを測定していきます。また、胸部レントゲンで心不全や肺悪性腫瘍、COPD などの慢性の肺疾患の検査。腹部超音波検査や胸腹部CTで腹腔内実質臓器の腫瘍や構造異常などを調べられます。

原因によって漢方薬を含めた薬物治療を行い、内視鏡検査など特殊な検査や治療が必要な際は、対応している医療機関にご紹介させていただきます。

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