インフルエンザ予防接種のQ&A
今年も残すところ後2か月になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は流行しているインフルエンザウイルスに対するQ&Aをご紹介させて頂きます
Q1.予防接種の効果はどういうものですか?
A1. インフルエンザワクチンには発病を抑える効果が一定程度認めています。また、とくに重症化予防予防には高い効果が期待できます。
Q2.予防接種の効果はいつから?
A2.ワクチン接種後の2週間から4カ月後程度までと言われいます。
Q3.インフルエンザにもうかかってしまったけど、予防接種打つ必要があるの?
A3.既に感染した人も接種する意義はあります。インフルエンザワクチンは毎年、その年の流行を予測して4種類のウイルス株が選定され製造されますが、2-3種類同時に流行することもあり、別の種類のインフルエンザにかかることがあるためです。インフルエンザに感染し、治癒した後1週間ほど空けてれば接種は可能と考えられます。
Q4.インフルエンザとコロナワクチンは間隔をどのくらいあけたほうがよいの?
同時接種可能です。当院ではコロナワクチンは予約制ですが、インフルエンザは予約なしで接種可能です。
Q5.妊娠中、授乳中でも予防接種は可能ですか?
A5.日本で使用されるワクチンは病原性をなくした不活化ワクチンで、胎児に悪影響を及ぼしたという報告や、母乳を介して乳児に悪影響を与えることはありません。