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腎・泌尿器科診療

腎臓、尿路、膀胱について
どのような時に受診するべきか
診療の流れ
腎臓や泌尿器の病気

 

腎臓、尿路、膀胱について

腎臓は、そら豆のような形をした臓器であり、後腹膜という背中に近い部分の左右に一つづつあります。腎臓は体の中心にある大動脈という大きな血管から分岐した腎動脈から血液を受け取り、血液をろ過することで尿を生成します。生成された尿は、尿管を通して膀胱に運ばれ、尿がある一定まで溜まってくると尿意を感じます。

腎臓は私たちが寝ているときも起きているときも、常に仕事をしています。尿として老廃物を出すことの他にも様々な役割があります。

腎臓の役割 ①排泄(老廃物、異物)②体液の恒常性の維持(体の水分バランス、電解質バランス、酸塩基バランス)③ホルモンの産生(骨を丈夫にする、血圧を管理する、造血ホルモン)

症状や検査結果から、腎臓から尿路、膀胱のどの部分に問題があるかを診断し治療を行う必要があります。

受診のタイミング

  1. 蛋白尿を指摘された時
  2. 血尿を指摘された時
  3. 腎機能障害、腎機能低下と言われた時(eGFR低下)
  4. 尿の泡立ちに違和感がある時
  5. 尿の色がおかしい時(血尿、褐色尿)
  6. 下肢の浮腫みを自覚した時
  7. 頻尿を自覚する時
  8. 排尿時痛がある時

上記以外でも気になることがあれば相談ください。

診療の流れ

  1. 問診表に加えて、症状に合わせて診察にて追加の質問をさせて頂きます。
  2. 尿検査を行います。
  3. 症状や経過によっては、追加で血液検査・腹部超音波検査・腹部CT検査を行います。
  4. 診断や今後の治療についてご提案させていただきます。(血液検査の結果は後日の説明となります)

腎臓や泌尿器の病気

慢性腎臓病

尿の異常(蛋白尿・血尿・頻尿・排尿時痛)

・膀胱炎

過活動性膀胱

 

参考文献

  1. Lote CJ (2012). Principles of Renal Physiology, 5th edition. Springer. p. 21.

    文責 稲沢クリニック 副院長 橋本悠作 

    医学博士 日本内科学会総合内科専門医

    日本腎臓学会腎臓専門医 

    日本透析医学会透析専門医

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